１９７７年０３月０９日（水）
カール・ベーム指揮ウィーン・フィル *私にとって一生忘れられないコンサートになりました。

たった一回きりの大阪公演だったので、当時学生だった私と友人とで、某音楽事務所に朝の８時前から、前売りのチケットを買うために並んだのですよ！（＾＾；

金額はＡ席で12,000円でしたが、チケットを見ると何か安っぽいチケットだったので、友人と二人「これホンマにベーム／ウィーン・フィルやろな！？」と疑った記憶があります。（苦笑）・・本物で良かった！（爆笑）
　曲目は、ベートヴェンの「田園」と「運命」だけでしたが、アンコールには確かＪ・シュトラウスの「美しく青きドナウ」を演奏されたと想います。

演奏終了後も帰らずに居ると、何度もベームさんが舞台のソデに出て、手を振ったりおじぎをしたりしていたので、多くの人達が握手を求めてすずなりになってました。

何を隠そう、私も友人もその集団の中の一人で、必死になってやっとの思いで握手して貰った次第です。それから後２〜３日は、右手を見てはニヤけていたように記憶してます。

結局、ベームさんは大阪へは1977年の一回キリしか来られなかったのですから・・・。
今まで何回か行ったコンサートの中でも、一番思い入れのあるコンサートになったのは言うまでもありません。