「クラシック半券ギャラリー」特別展5
としえさんコレクション
各半券へのコメントは、としえさんよりいただいたものです。

1996年03月29日(金)

梯剛之ピアノリサイタル
 

プログラム

〇モーツァルト ロンド イ短調 K.511
〇ベートーベン ソナタ17番 ニ短調 作品 31−2「テンペスト」
〇シューベルト ソナタ イ長調 D.664
〇リスト コンソレーション(慰め)3番 変ニ長調
〇ショパン スケルツォ 2番 変ロ短調 作品31

アンコール
〇モーツァルト  ロンドニ長調
〇ラフマニノフ  前奏曲32−12
〇ヤニスラフ・イエシェッタ   トッカータ

梯さんの生演奏を聴いたのは、この時が初めてでした。ピアノの音の透明感がすごく印象に残りました。

「テンペスト」はそれまでにCDで、何度も聴いたことがありましたが、生で聴くと、こんなにも迫力があり、さまざまなメロディーがこれだけたくさんつまっている曲なのかと、驚かされました。

梯さんのピアノを聴いて、心の底から感動が湧き起こってきて、涙が出そうでした。梯さんのコンサートには、これからもずっと聴きに行きたいと思いました。ですから、今回のロン=ティボー国際音楽コンクール第2位の知らせを聞いたときは、本当に嬉しかったです。


1996年09月22日(日)

小林研一郎指揮 ロマンティック ブラームス


プログラム

〇 ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 作品15 ニ短調
〇 ブラームス:交響曲第1番 作品68 ハ短調

アンコール

〇 ダニーボーイ
〇 ブラームス:ハンガリー舞曲集より第1番

ブラームスは、とても好きな作曲家なのでこのコンサートは、本当に楽しみにして行きました。

交響曲第1番は、頭の和音からすごい迫力で、はじめからすごく引き込まれました。

ピアノ協奏曲も交響曲もどちらも本当に素晴らしくて、ブラボーの嵐でした。

小林さんが演奏終了後、オーケストラの人ひとりひとりと握手されて、もらった花束をホルンの女性奏者に投げられました。オーケストラと聴衆、そしてホールが一体となったような感じで本当に素晴らしいコンサートでした。今までに私が行ったコンサートの中で最も素晴らしいと思ったコンサートのひとつです。


1997年01月15日(水)

 佐渡裕指揮 佐渡裕ニューイヤー・ファンタジー


プログラム

〇 スザート:ルネサンス舞曲集より
〇 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
〇 ドヴォルザーク:交響曲第9番 「新世界より」

アンコール
〇ドヴォルザーク:「スラブ舞曲集より op46-8」
このコンサートで、一番印象に残ったのは、なんといってもラフマニノフです。第3楽章のオーケストラとピアノのかけあいは、迫力満点で、最終部分へのせまりかたも本当に素晴らしかったです。及川さんのピアノは、この一年前のコンサートで初めて聴き、その時はショパンのピアノ協奏曲第2番でしたが、情熱的な演奏に、とても引かれました。今回のラフマニノフでますます好きになりました。


としえさんは「尚英印刷株式会社」というシール印刷専門会社にお勤めです。そして尚英印刷さんのホームページにエッセイを執筆しています。ぜひ、こちらもお読みください。

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としえさん、想い出と半券をありがとうございましたm(__)m FROM管理者「永吉 功」

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